【ゼロプラス】『ゼロプラスの会』というおこがましさ(笑)
『ゼロプラスの会』と名付けたグループラインがある。
メンバーは、現在レコーディングサポートをお願いしている演者の皆さんと、オブザーバーに1名。
本当はレコーディングについてのみ情報を垂れ流していれば良いんだけど、それではもったいないし、みんなに折角なら面白がって貰いたいので、時折意見交換の『きっかけの球』を投げるようにしている。
あまり他所のバンドがどんな構想で活動をしているかとか知る機会なんてなくて、仕上がったものを眺めることは出来ても、その過程に携わったり、自分の価値観にプラスできるタイミングなんてのは、実はあまり無かったりする。
僕はひとりでやって来た期間が長いので、『これはこれで良い!』と言いたい事があっても、それを言い切れる要素が少ないので、ずっとふわふわしている気持ちがあって、社会人として活動していく上に於いても、その辺をもっと、例えば部活の仲間同士の様に、アドバイスをしあったり、協力しあったり出来る仲間がいたらいいな…とずっと思っていた。
例えば会社経営でも、有名な所では『盛和塾』のように、トップ同士の中にもお互いのリスペクトの元で成立している機関があったり、政治家の中でも『超党派』として大きい目的や意識を共有して活動する人々もいる。
ゼロプラスの会は今6人でスタートしているけれど、所属バンドや活動方針みんなバラバラな人たちが集まっていて、例えば動画などのメディア展開についてや、お金に対する考え方など、ひとつ球を投げたら予想もしない議論に発展したりして、かなり面白い。
11月末に顔合わせ会が出来そうで、楽しみで仕方ない。
多分、今後音楽関連を目指したいと思う人は、音楽以外の事をもっと知らないとダメで、パッと上がる範囲でも例えばサブスクリプションや無料動画との戦い方、スマホ時代を前提とした届け方など、まだまだ工夫できる所があるはずだ。
というか、正直シーン自体が供給過多のところが少なからずあって、現状のライブハウスの多さ、誰もが手軽に発信できる環境、メジャーとインディーとの境界線や自営プロの存在など、多分僕らが音楽業界に対して抱いているイメージと現実はとっくに解離しているのだけど、何とかその過去の素晴らしいサクセス感をを信じている方が、単純に気持ちが楽なんだろうと思うところもある。
そのうち、レコーディングとは直接外れて来るけど、ライブハウスのスタッフさんだったり、色々な事にめちゃくちゃ詳しいお客さんとかがグループメンバーに入ってくれたりするような事があれば、もっと突っ込んだ話が出来たりして、かなり面白いと思う。
巷でよく聞く『シーンを盛り上げる』という言葉。
シーンてのは、みんなで盛り上げるものだと思うよ。
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