ダサい数の数え方

去る27日、急遽ではあったがソロでライブをやって来た。

ちゃんたけくんのお誘いのライブだ。

M1.イムジン河(フォーククルセダース)
M2.プラネタリウム
M3.75
M4.灰色の男


例によって国際情勢を鑑みて、またこの曲をカバーで取り上げようと決めた。

ついでにMCの大半もこの曲の背景について語ってきた。

ロックと言うと増幅と技巧の部分に目が行きがちであるが、本来反体制の象徴であるロックが、いわば背骨を抜かれて大衆のファッションになりつつある今、いわゆる『飲み会の席で真面目な話するとスベる』みたいな空気に対する(これは飲み会だけでなく日本全体がそんなような雰囲気なんだけど、だから相撲のスキャンダルの話であんなに何日も盛り上がれるんだよ)反体制として、『物腰は柔らかいけど言うことははっきり言うよ』という姿勢こそ、よほどロックであるというのは以前から語っているので、御多分に漏れず、というところだろうか。



ここからは最近抱く違和感の話について。

ぼくの回りでは、最近レーベルをやろうとか、普通にベンチャー企業で独立しようとか、そんなような奴がにわかに現れてきて、とても刺激的である。

そんな中、ここ最近ライブ会場で出会う演者さんたちが持つ違和感で、『何回目のライブです』という発表(?)を繰り出す人にちょこちょこ出くわし、その理由がざっくり解ったので解説する。

これ、営業マンに直したら、『僕今まで何件回ってきました!』という報告なのだ。
あるいは、『何時間と今まで勉強してきました!』である。

言わずもがな、大事なことは『何件回ったか』より『何件成約したか』であり、『何時間勉強したか』より『何点取ったか』である。

当然多くの成功を得るためには多くの試行をすることが必要だが、自分の経験値にはなれど、試行そのものには他人は何の評価もしない。

もっと怖いのは、自分の結果が伴っていないことを心のどこかですでに理解してしまっていて、他に戦える拠り所がその試行の回数だけ…というパターンである。

たまにライブハウスの方と意見を交わすのは、成長と回数は絶対的な比例はしない、ということである。

これから頑張っていかれる演者の方は、一層営業マンとしての自覚を持ち(サービス業だからねある意味俺たち)、ボキャブラリーとウィットに富んだステージ構成をおすすめするぜ!(何様だ 

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